
学術総会の開催テーマは「病院医療の展望~「パンデミック・災害とBCP」から「求められる医療」へ~」と題して開催されました。 6月23日・24日の二日間に分けて開催され、4,000名を超える看護士や医療機関の清掃等受発注に関わる方が来場しました。
全国ビルメンテナンス協会は、第一日目となる6月23日の12:10より開催されたランチョンセミナーで講演を行い、 144名の方にご参加いただきました。

本講演では、福島県立医科大学 感染制御学 教授 金光敬二先生に座長をお勤めいただき、演者として 防衛医科大学校 防衛医学研究センター 加來浩器先生にご登壇をいただきました。
両先生からは、医師の立場として、「新型コロナウイルス感染症の流行で浮き彫りになった病院清掃における今後の課題」に
触れるとともに、管理・清掃の観点から「活用すべき外部の力」について解説いただきました。

また、「感染症病棟」の清掃を安心して任せられるよう、ビルメンテナンス業界での新たな取り組みとして開始された 「感染制御衛生管理士」制度など、病院清掃における「プロフェッショナル育成」に向けた取り組みについて解説いただきました。
来場者からは「これまであまり意識していなかった部分を再認識できた」「清掃受託者との連携を深め、活用していきたい」などの声を頂きました。
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