相談事例-室内温度のばらつきが大きい! 一体何度が適正?

相談解決事例レポート

室内温度のばらつきが大きい!
一体何度が適正?

2020.1
某県にある複合施設に入居しているテナントからの相談

<ご相談内容>

某県にある複合施設にテナントとして入居しているが、室内の温度が寒すぎたり暑すぎたりと変動がある。
快適で適正な室内の温度が、法律で定められているのか?
また、定められているとしたら大体何度くらいなのか教えてほしい。

<相談窓口からの回答>

相談を受理した後、全国ビルメンテナンス協会にて、建築物衛生法「建築物環境衛生管理基準」にて定められている下記の室内の温度と湿度を回答した。

「建築物環境衛生管理基準」
2 空気環境の調整
(1)空気調和設備を設けている場合の空気環境の基準
エ.温度 (1)17℃以上28℃以下
(2)居室における温度を外気の温度より低くする場合は、その差を著しくしないこと。
オ.湿度 40%以上70%以下

また、本基準は夏季・冬季の両方を想定した基準となっているため、冬季における室内温度の目安として環境省で進めているウォームビズの取り組み(暖房時の室温を20℃で快適に過ごす取り組み)を紹介した。

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