■流行が始まる前のいまからインフルエンザ対策を!
  • 例年、インフルエンザが本格的に流行するのは12月から翌年3月。
    いったん流行が始まると、短期間で多くの人に感染が広がります。多くの人が利用するビルでは、いつ、どこからインフルエンザウイルスが持ち込まれるか分からないため、その前提での万全の対策が必要です。

▲おおよそのインフルエンザの流行時期
■秋の花粉からビル利用者の身を守る!
  • 秋の花粉症として代表的なブタクサやヨモギの花粉は、春のスギやヒノキのような樹木の花粉とは異なり、遠くまで飛ぶことはないと言われています。
    しかしブタクサやヨモギはごく身近な植物で、オフィス街や住宅街に自生しており、ごく身近にあるため、花粉を浴びてしまうことがあります。

▲おおよその花粉の飛散時期(関東地方の場合)

■室内空気環境を科学的に測定する「建築物空気環境測定業」
  • 空気環境の良し悪しは人の目には見えないため、機器を用いて科学的に測定する必要があります。
    適切な室内空気環境を保つため、「建築物における衛生的環境の確保に関する法律(建築物衛生法)」では「建築物環境衛生管理基準」が規定されており、空気中の成分等を測定することが求められ、次の6項目について基準が示されています。

▲建築物環境衛生管理基準
<関連リンク>
厚生労働省「建築物における衛生的環境の確保に関する事業の登録について」
本特集に関するお問い合わせ先
  • 公益社団法人全国ビルメンテナンス協会
  • 事業開発部 芳賀