■清潔・安全な院内環境を守るための基準とは?
-
わが国では2020年1月に最初の感染者が発見されて以降、感染拡大と収束を繰り返し、第8波にまで到達した新型コロナウイルス感染症。
この5月には感染症法上の「5類」への移行が決まり、行動規制等が緩和されるなど、国民の間でも「ウィズコロナ」の生活様式が定着してきた感があります。
- しかし当然ながら、コロナ禍の脅威が去ったわけではありません。「ウィズコロナ」では、常に新型コロナウイルスが身近に存在する前提で、行動規制のない生活になりますから、ウイルスと接触する可能性が高まるともいえます。
-
これまでも感染が拡大するなかで、たびたび医療機関のひっ迫が報道されるなど、医療機関は苦境にさらされながらも、重要な役割を担ってきたことはご承知のとおりです。今後、いま以上にウイルスに接触する可能性が増えるとなると、医療機関に対する期待と役割は、ますます高まることになります。
- 新型コロナだけでなく、さまざまな症状を訴える患者が訪れる医療機関では、非常に高度な清潔環境が求められます。その衛生的な環境を守っているのが、一定の基準を満たしたビルメンテナンス事業者です。
- ここでは、清潔・安全な院内環境を守るために不可欠な、病院清掃に関係する2つの資格をご紹介します。
■病院清掃受託責任者講習